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Dawn

あの心の赤い涙

by firejay1

A story written in Japanese where five families have been cursed with magic powers. Once the rulers of the kingdom of Astianka, the families have been mostly wiped out by a rebellion, and now one of the families' last living members is forced out of hiding to protect the daughter of the family who took her in, and participate in a Hunger Games-esque fight put on by the current rulers, one of whom is a face from the past she would have liked to forget, but who never forgot her through the years, not once.

That Heart's Red Tears: About

序章: 五呪縛

 昔、昔、「アスティアンカ」という国で、小さな女の子のところに一人の美しい魔女が来た。その女の子は泣いていた。「どうして泣いているの?」魔女は女の子に聞いた。

 「私の体は弱いです。学校に行くといつもいじめられる。大嫌い、この体。あの人たちも、大嫌い。」そして、小さな女の子は泣き続けた。

 魔女は深く考えて、決めた。「じゃ、こうしよう、おじょうさん。私は魔女よ。魔法であなたを強くさせられる。でも、私は特別な魔女よ。十年間魔法を使えないの。だから、おじょうさん、よく考えて、十年後にまだ自分の弱さが嫌いなら、東森の川のほとりに私を探しにきてね。」

 希望が見えた女の子は答えた。「本当ですか?ありがとうございます、おばさん!その時に探しに行くから、絶対に忘れないで下さいね?約束して!」

 「ええ。約束するよ。」


 四年後に、魔女はまた現れた。今度は別の女の子の前に現れた。この女の子も悲しい顔をしていた。魔女はまた「どうしたの、おじょうさん?」と聞いた。でも、この女の子の答えは一番目の女の子のと違った。

 「私のワンちゃんが死んだんだ。助けに行ったときに私の友達も。。。もういやだ!悲しみ、いかり、悔しさ、こんな悪い気持ちしかないから、何も感じられない方がいい!もう、何も感じたくないよ。」

 魔女は今度は迷わなかった。「じゃ、おじょうさん、私はすごい魔法があって、本当に望んでいるなら、そんな気持ちが消せるよ。」

 この女の子はさっきの女の子より大きくて、簡単に信じられいなかった。「そんなこと、出来るわけがないでしょう、おばさん!」

 「じゃ、試してみる?私の魔法は特別で、また六年間使えないけど、その時に、あなたの望みがまだそんなに強ければ、東森の川のほとりで私を探してみて。お金は要らないから。ただ、私を探して、本当に嘘かどうか自分で確かめろ。」で、女の子の返事を待たずに消えた。


 また、魔女の存在は消した三年が通った。でも、三年の後で、また困っている女性のところに来た。この人はまた別の問題があった。泣いていなかったけど、魔女は聞いた、「おじょうさん、大丈夫?とても悔しそうな顔をしているよ。」

 その女性はびっくりした。「えっ?分かるんですか?」

 魔女はただ笑った。「ええ、分かるよ。何があったの?私に教えてくれない?」

 「私は偉そうに見えると言われました。そんなつもりがなかったけど。人間は分かりにくいですね。別の人にとって人々が分かるのは簡単より、当然のことです。でも、私にとって別の人は何を考えていて、私はどうすればいいのか、全然わかりません。」

 魔女は優しい笑顔をみせた。「もし、魔法で人の心を読める方法が見つかれば、そのチャンスを受け取りたい?」

 女性は真面目な顔をした。「本当にできるなら、私は絶対に受け取ります。」

 「じゃ、三年後に、まだ魔法は必要だと思うるなら、東森の川のほとりで、私を探して。その時に、その夢が叶うかも。」そう言うと、不思議な笑顔を見せて、また消えた。


 また二年たち、また女性の前に魔女が現れた。この女の人はとても怒っていて、一人で壁に色んなものを放り投げていた。「あれっ。おじょうさん、大丈夫?」

 その女性はびっくりしすぎて、飛び上がった。「誰だ、君は?ここにいちゃ。。。」

 「私は魔女。そして、私はあなたみたいな問題がある人々が助けたい。」

 「そんなばかなことを信じてたまるか?すまんが、出ていってくれない?」

 「へ~。じゃ、あなたの問題は私の魔法より強いと思う?」

 女性は鼻で笑った。「私のお父さんは去年死んだ。この店私に渡した。だが、一番大事な機械の使い方を教えてくれなかった。お母さんも病気だし、この店以外にいい仕事を見つけられないし、生きるために問題ばかりだ。私は最初からこういうのは苦手なんだ。君はこの状況が直せる魔女か、神か、何と呼んでもいい。けど、そんな簡単に‐」

 魔女はニコニコ笑った。「なんだ、それだけのこと?一年待つことができたら、私は助けられるよ。魔法を信じなくてもいい、少しの希望があれば、一年後で東森に行って、森の中の川のほとりで私を探してくれれば、私は必ずあなたに力をあげる。でもね、個人的な意見では、頑張れば自分で出来ると思うよ。」


 そして、運命の日がだんだん近づいて来た。一年間その四人はいきが止まりそうになるほど待ちこがれていた。いよいよその日が来た。四人は一人づつ森の川のほとりに来た。しかし、四人だけではなく、もう二人の人が森にいた。魔女はこの他の二人の前に来た。この二人は兄妹だった。そして、一人は死にかかっていた。女の人は双子の兄を必死に助けようとしていた。魔女はそばに来ても何も聞かなかった。聞く必要はなかった。「助けて!私の兄が。。。」

 その時に別の四人が魔女と双子を見つけた。魔女は躊躇った。「私はあなた達の望みを覚えていて、力が上げられる。でも、力にも悪いところがある。本当に、覚悟が‐」

 妹の女の人が言った。「何を言っているのよ!?私の兄が助けられるなら、何でもする、私が代わりに死んでもいい、覚悟なんて十分ある。」

 他の四人も賛成の意見を言った。それで、魔女はその女の人達と五つの契約をした。その時に、その六人の人々は一人も知らなかった:いずれ、その六人はアスティアンカの五つの一番強い一族になるということを。


 一番目の女の子は一番目の一族:誰よりも強い、誰よりも恐ろしい、赤月(あかつき)。

 二番目の女の子は二番目の一族:誰よりも残酷、気持ちを感じず、水無(みずなし)。

 三番目の女の子は三番目の一族:誰にでも騙されない、人の心を読める、立花(たちばな)。

 四番目の女の子は四番目の一族:何の技術でも一度見ただけで完璧に使える、直行(なおゆき)。

そして、その双子は五番目の一族:いつでも兄弟姉妹と体を移せる、乙姫(つばき)。


 力があったから、確かに普通よりすごかったけど、時間がたつと、全部魔法をもらった意味と理由を忘れてしまった。そして、魔女の予測通りに、その力は祝福から呪いになった。こうして、あの五つの呪われた一族、「五呪縛」と呼ばれ、最強無敵な家族は孤独と憎しみで残り続けた。

That Heart's Red Tears: Projects
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